風の無い金曜の日没は立ちっぱなしで

風の無い金曜の日没は立ちっぱなしで

結構遠い昔に見たことのある合作映画が、before sunriseといって、日本でのタイトルは恋人までのディスタンスというものだ。
親戚のお姉さんに、「感動の作品だよ」と一押しだったシネマだ。
旅の途中で出会ったアメリカ人のジェシーと、フランス人の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌは限られた時間でウィーンを旅するストーリー。
この話の構成の珍しい部分は、特にこれといった問題発起とか起承転結の点の部分とか、あまり無いところ。
出会ってすぐの2人の主人公は、恋愛観、そして、世間なんかについてじっくり意見を言い合う。
見た時は15歳だった私は、実に子どもで、なんとなく見過ごしたストーリーだった。
時がたち、先日、偶然ツタヤにて発見することができ、懐かしいなと思い借りてみたところ、めちゃくちゃ感銘を受けた。
中でも、レコード店でkath bloomを聞きながら無意識に見詰め合ってしまうシーン。
2人とも帰国の時、つまり、サヨナラのシーン、エンドを迎える。
見た時は心に響かなかったこのシネマ、時間をおいて観賞すると、前回より違う見方ができるのだろう。
それから、2人がレコードショップで聞いていたALBUMを、ネットで探して流している。

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少女は家で無口になる
生きていく上で、「少女」のポジションってなんだろう。どうでもいいって思う?「少女」は、君にとってはなんの意味があるんだろう。
★★